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 更新日:2023年04月14日

先日、近所の書店に立ち寄った際にたまたま目にして入手した書籍のご紹介です。

特に、「ブラジルタウン」で有名な群馬県大泉町と国道354号線との位置関係が

おわかりの方なら、おそらく迷わず手に取ってしまう、そんな書籍です。

この国道354号は群馬県高崎市から茨城県鉾田市に東西に200キロ伸びる国道で、

首都圏の衣食住を支える重要な道、そしてその沿線ではまさに現在進行中の多文化共生の

縮図ともいえるそんな特異な地域でもあります。中でも、多人種の方々がこの沿線で

仕事をされ、それと共に彼らの胃袋を支えるお国自慢のエスニック料理店の存在、

決して日本人向けにアレンジされていない現地仕立ての料理がマニアの間では楽しめる地域としても有名であり、

この本の作者はそんな国道354号線沿いを旅し、様々な人たちと出会います。

東京からもそれほど遠くない、北関東地域で起きている現状は、これから迎える日本全体の

未来を既に先取りしているのかも知れません。

この本を片手に、現地の国道354号選を旅して、個性豊かな方々に出会い、おいしい現地仕立てのおいしい料理と

お話しを楽しんでみては如何でしょうか ?

きっと、我々日本人が忘れていた何かを彼らから学ぶことができるかも知れません。